まず、90日後に自分はどうなっていたいか・お金を貯めて何をしたいのかという夢を、できる範囲で具体的に描きます。新しい月が始まるごとに、その1カ月で90日後の夢を達成するためにどこまでできるのか、またはやることにするのかを決めるのです。それを実現するにはどういう行動が必要かというのを、言葉で書き記します。お金の節約ばかりを考えていると息がつまるので、目標と一緒に新しくチャレンジしてみたいこと(たとえば部屋の大掃除をする・資格取得の勉強を始めるなど)や、頑張っている自分へのささやかなご褒美(有名店のケーキを食べる・好きなぬいぐるみを買うなど)も計画するといいでしょう。このように、自分で節約意欲をかきたてながら、3カ月間で「ホップ・ステップ・ジャンプ」というイメージを持って、だんだんと大きな夢に近づいていくのが理想です。1カ月が終わるたびに、その月を振り返ることも重要となります。振り返ることで、次の月に何を頑張ればいいのかが見えてくるからです。この振り返りでは悪いところばかりを探すのではなく、自分の褒められるところも見つけます。これにはお金を使い過ぎたけど、あれを我慢することができたのは良かったという具合です。そして、悪いところがあったのならば、翌月にはどのように改善させるかというのを具体的に考えます。たとえば、食費が多かった原因として、特売広告につられて買い物に行き余分なものまで購入していたことが分かったとします。そのため、来月は不足のものだけ買うようにしてみるなどということです。大事なのは目標の達成それ自体ではなく、自分を信じて継続することではないでしょうか。>>>夢を現実に<<<